2月のこの時期になると、新湊の祖父母の家から涅槃団子 (ねはんだんご) をもらいます。
我が家では、ストーブの上で焼いて食べるのですが、この素朴な味が好きで個人的には結構ハマってます。
いろんな色を混ぜ合わせて食べるのも、味が変わった気がして美味しいですよね?
でも一方で、涅槃団子の存在を知らない人たちがいます!
ということで、涅槃団子についてまとめてみました!
涅槃団子 (ねはんだんご)とは?
涅槃団子は、旧暦の2月15日 (新暦3月31日) のお釈迦様の命日に行われる法要「涅槃会 (ねはんえ)」で参拝者に配られるお団子のこと。
お釈迦様の舎利 (ご遺骨) に例えられ、無病息災や交通安全、厄除けなどにご利益があるとされています。
涅槃団子(地域によってはお釈迦団子など)の反応率が高かったのでアンケート。
住んでる地域とか情報をコメントしてくれたら助かります。
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— ゆうへい@富山暮らし 田舎×副業×アニメ (@toyamagurashi) February 13, 2020
涅槃団子の色の意味
涅槃団子には、様々な色がついていますが、それには意味があります。
僕が見たことがあるのは、赤緑白黄の4色。しかし、本来は青黒赤白黄(青→緑)の5色らしい!
まぁ、アンコやゴマなどではなく、最初から黒い団子ってちょっと違和感あるからあんまり作られないのかもですね。
涅槃団子の5色は、仏教でいうところの五大(地水火風空)を表しているとのこと。
今まで、ただ美味い団子としか思ってなかったのですが、いろんな意味が込められているものだったと知りました!
涅槃団子に宗派は関係ある?
新湊のおばちゃんに聞いてみると、仏教の浄土真宗が関係しているのではないかとのこと。
我が家は浄土宗教らしいのだけど、宗教については全然分かりません…。
ネットで色々調べてみても、確かっぽい情報は全然なかったです。同じ仏教でも色々あるもんですな。
涅槃団子のお守り
引用:Google 涅槃団子
毛糸で編んだカラフルな入れ物に涅槃団子を入れて、お守りにするのが習慣の地域もあります。
今思い出したけど、小さい頃ばあちゃんからもらって僕も持っていました。
住まいが富山市で、県東部にあたるからなのなぁ?
一般的に翌年の涅槃会まで、涅槃団子をお守りにする風習があるらしいです。
涅槃団子の材料と作り方
涅槃団子って、祖母が作っているものをもらうという意識しかなかったのですが、調べるとちゃんと作り方がありました。クックパッドは何でも載ってる。
材料は、米粉と、着色用の食紅だけ。
大まかな手順としては、
米粉に水を混ぜる→(着色)→こねる→カットして丸める→茹でる→乾かす
めっちゃシンプル!それだけであの自然な感じの味になるのか!?
叔母から教わった作り方は、クックパッドで見た作り方とは違い蒸す方法。
シンプルな道具と材料で意外と簡単にできるので、祖父母・親戚・友達などと話をしながら作ってみると楽しい!
▶︎【涅槃団子を作ってみた】お釈迦団子は材料も作り方もシンプル!繋ぎたい文化
まとめ
涅槃団子・お釈迦団子についてまとめてみました!
ネット上で調べてみても、富山の情報がたくさん出てきます。やはり北陸中心に広がっている文化なのだと思われます。
あなたの地域では、涅槃団子?お釈迦団子?それ以外?
周りの人に聞いて調べてみると、結構面白い事実が分かるかもしれませんよ!