南砺市福光にある手打ちそば萱笑(かやしょう)。
蕎麦自体が美味いのはもちろん、自分の手ですりおろすワサビの香りと味がまた絶妙。
手打ちそば萱笑の店の作りはちょっと変わっていて、店舗施設の中に棟方志功のギャラリーがあり、バリアフリーの個室もある。
そんな手打ちそば萱笑(かやしょう)のメニューや店舗内の施設などについて、ちょっとまとめてみた。
手打ちそば萱笑|店舗入り口
萱笑(かやしょう)の入り口はこんな感じ。
味のある布看板と、人気メニューと、なぜか「棟方志功の作品展示と販売」w
南砺市が棟方志功ゆかりの地だとはいえ、手打ちそば屋で展示販売までするとはすごい棟方志功愛だ。
入り口には暖簾と一枚板の看板もある。
駐車場は、ちょっと離れたところにあるので行く前に場所のチェックをしておいた方がいい。
手打ちそば萱笑|メニュー
手打ちそば萱笑(かやしょう)のメニューは、かなり豊富だ。
さらにエビにかなりこだわりがあるようで、天然エビを使用しているらしい。
かなりしっかりとした外観と建物だったので、さすがに高めの値段設定やなぁと思った。
が、普通のざるそばやかけそばもあって安心。
蕎麦以外にも合鴨のローストやつゆ豚しゃぶ、どじょう、豆乳生ゆばなど、美味しそうな単品メニューが揃っている。
メニューの1ページをまるまる使用して、エビのことを説明するほどのこだわりぶり。
手打ちそば萱笑|蕎麦
ざる蕎麦を頼むと、蕎麦よりも先にワサビが運ばれてくる。
大盛りの方のワサビが気持ち大きい気もするw
ワサビはすりおろすまで、味も香りもほとんどしない。このままかじっても、ほとんど辛くないのだ。
しかしすりおろすと、一気に香りが溢れて、あの鼻にツンとくるわさびに変身する。使用しているワサビは、安曇野産の小芋ワサビだ。
ざる蕎麦(750円)左、ざる蕎麦大盛り(930円)右
写真で見ると麺の量の違いがほとんど分からない...が、1.5倍は確実に違う。最初は足りないかと思ったが、僕は普通盛りのざる蕎麦で十分だった。
まず麺だけで味ってみたが、かなりモチモチした食感。今まで食べた蕎麦の中で一番のモチモチ感だ。
塩麹合鴨南蛮蕎麦のざるそば(1260円)
塩麹合鴨南蛮蕎麦のかけそば(1260円)
かけそばの方のだし汁は、まるで上品なラーメンのような味だった。
手打ちそば萱笑|席数
手打ちそば萱笑(かやしょう)は、カウンター5席、掘りごたつ16席、テーブル10席、宴会場20席。
そして次の項目で紹介する、ちょっと離れた場所にあるバリアフリー個室8席分の計59席の座席がある。
結構な席数があるのだが、12時ちょっと前に行ったら、入店まで10分ほどの待ち時間があった。その後続々と人が来ていたので、かなり繁盛している店だと思われる。
待ちたくない人は、11:30の開店すぐに行くか、昼の時間をズラして行った方がいい。
手打ちそば萱笑|個室
同じ建物なのだが、ほんのちょっと離れた場所に個室がある。
手打ちそば萱笑(かやしょう)の個室は、蔵を利用した隠れ家風。
バリアフリーになっていて、利用するには一人3000円から、5名以上での予約が必要になる。
車椅子の場合は、コース料理でなくても利用可能。
写真をみてもわかる通りかなり綺麗な個室で、大勢でゆったりと蕎麦を楽しむにはぴったりだ。
手打ちそば萱笑|棟方志功のギャラリー
個室のすぐ横は、棟方志功の作品の展示販売を行うギャラリーになっている。
ここも蔵を再利用した作りになっている。
大きさは、先ほど紹介した個室と同等。そこまで広くないので、展示作品も10点あるかないかくらいだ。
手打ちそば萱笑|アクセス
萱笑があるのは、南砺市福光の町のほぼ中心部だ。
住所:富山県南砺市福光6771
営業時間:11:30~14:30、17:00~21:00
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)
TEL:0763-52-5033
まとめ
南砺市福光の手打ちそば萱笑(かやしょう)。
綺麗で広い店舗だし、モチモチとした手打ち蕎麦も美味しい。
自分ですりおろす安曇野産の小芋ワサビが、富山県内の他の蕎麦屋との一番の差別化ポイントになっていると思う。
ワサビがうまいと感じるのは、歳かもしれないが、ワサビだけも食べられるほどいい味が出ていた。
萱笑に行った際には、すりおろす前のワサビ、すりおろしたてのワサビ、蕎麦と合わせたときのワサビ。様々なワサビの味を楽しんでみてほしい。