ミシュランで一つ星の評価をうけたお寿司やさん「鮨人」。
気になっていた寿司屋だったので、清水の舞台から飛び降りる気持ちで食べてきました!
この記事を読むと、店内の様子や予約方法、どんな寿司が食べられるかなど行く前の不安をほぼ解消できます。
ミシュランで一つ星「鮨人(すしじん)」についてまとめてみました!
鮨人(すしじん)|美味いの?
長々記事を読むのがめんどくさい人も多いと思うので、最初に鮨人の感想をお伝えします。
- 価格は通常より高い
- 寿司は美味い
- 珍しい寿司が多い
- 醤油もわさびもない
- それぞれの寿司にストーリーとこだわりがある
- ゆっくり食べるのでいい具合にお腹が膨れる
- 大将や店員の気配りがすごい
- 堅苦しい雰囲気はない
一番気になるのが「美味いの?」ってことだと思いますが、もちろん美味いです。
あとで写真付きで紹介しますが、クロムツやオコゼなどは人生で初めて食べました。
酒粕を3年寝かせた赤酢を使った赤いシャリもこだわりがあります。大将曰く砂糖を使ってないから食べても喉が乾かないとのこと。
ただ高級店にありがちな堅苦しい雰囲気はありません。大将もすごく気さくな方です。
料金は高いですが「たまの贅沢に利用するのはアリかも、頑張って稼がないと!」と思いました。
鮨人(すしじん)
鮨人の店舗はこんな感じです。
店内の様子や予約方法、駐車場の場所などを簡単に紹介します。
店内の様子
富山市のミシュラン一つ星の寿司屋「鮨人」には、カウンター席とテーブル席があります。
テーブル席はこんな感じ。
人数と混み具合にもよりますが、実際に行ってみた感じだとカウンター席の方が握っている様子や大将との会話を楽しめるのでオススメです。
予約方法&コース
鮨人の予約は、電話かネットから可能です。
ネット予約はちょっと分かりづらく「手数料がかかる」との表記もあるので電話予約が確実です。
電話確認したところ、おまかせ握り5,000円or8,000円のコースがあるとのことで、今回は5,000円のコースにしました。
メニュー表などがあるわけではなかったので、料金はちょっと聞ける雰囲気じゃなかったですw
アクセス&営業時間
鮨人があるのは富山市根塚です。
ラーメン大喜根塚店などがあるあたり、41号線からちょっと中に入ったところ。詳しくはGoogleマップを確認してください。
駐車場(2ヶ所あり)
鮨人の無料駐車場は店舗の目の前にあります。
でも僕が行った時は、満車で停められませんでした。
店の道路向かいにも駐車場があります。
人気店で満車のこともあるので、この駐車場は頭に入れておいて損はないはずです。
鮨人(すしじん)|食べてきた!
富山市のミシュラン一つ星の寿司屋「鮨人」の入口。
店内入ってすぐにカウンター席があります。
小上がりのテーブル席もありますが、カウンター席の方が目の前で見られて楽しいです。
ガリとお手拭き。
おしぼりとは別に、寿司を持ったあとの手を拭くお手拭きが…
ガリは回転寿司屋にあるようなものとは、全然違って味がしっかりしたものです。
高級寿司屋なので、楊枝も普通のものとは違います。
カウンターの壁には光り輝く包丁!
今回はランチのおまかせ握り5,000円コースなので、注文しなくても順番にメニューが出てきます。
一品目は、茶碗蒸し。
梅のソースがかかっていて初めて食べる味!
トロトロふわふわで、梅ソースが食欲をそそります。
2品目は、甘えびと白えびの握り。
大将曰く「鮨人は酒粕を3年寝かせた赤酢を使用している」とのこと。
砂糖を使っていないので、食べても喉が乾かないそうです。
3品目は、カニとイクラのばら寿司。
量は少ないのですが、イクラもカニも贅沢に使われています。
4品目は、アオリイカの握り。
包丁で切り込みが入れてあるので、今まで食べたことのあるアオリイカとは違った食感を楽しめます。
5品目は、アジの握り。
こちらも包丁で切り込みが入れてあり、食感を楽しめます。
6品目は、オコゼの握り。
オコゼは夏フグとも呼ばれているとのこと。
初めて食べましたが、炙ってあって口に入れたときの苦味が面白いです。
7品目は、クロムツの握り。
これも人生初の寿司です。
昆布締めにしたクロムツを炙り、さらに切り込みを入れてあります。
後味の炙りの香ばしさが美味しい…
8品目は、サクラマスの握り。
これももしかしたら、初めて食べた寿司ネタかも…
富山のサクラマスで、河川に残るとヤマメ、海に行くのがサクラマスとのこと。
脂がのっていて美味い…
カウンター席に座ると目の前で調理の様子が見られます。
見ても楽しめるので、カウンター席が断然オススメです!
9,10品目は、ノドグロの串と紅ズワイガニの握り。
これは寿司ゲタではなく、皿にのって提供されます。
ノドグロの串は、脂がのっていてホロホロとろとろ…。
かなり美味い…
隣の人への説明を聞いていましたが、1ランク上の8,000円のコースだとメスのノドグロも食べられるようです。
紅ズワイガニは、言うまでもなく美味い!
11品目は、かぶす汁。
一瞬「かぼす汁」と勘違いしましたが、かぶす汁は沢山の魚をいれる(かぶせる)から、それがなまって「かぶす汁」とのこと。
鮨人のかぶす汁は、塩も味噌も醤油も使っていないで超濃厚な味が楽しめます。
味の主役はエビの頭と追い鰹とのことで、エビの風味が強めに残っています。
12品目は、アナゴの握り。
これもふっわふわの穴子で、口の中でとろけます。
ここまできて気づいた人もいるかと思いますが、鮨人では醤油皿がありません。
提供されるメニューは全て味がついているのでそのまま食べます。
寿司にワサビも入っていません。ちょっと新鮮な感覚でした。
13品目は、米粉モナカのアイス。
鮨人のモナカは米粉で作られるので、普通のモナカよりもサックサクです。
鮨人に行くと気づくのですが、常に店員の人が食の進み具合をチェックしています。
あがり(お茶)がなくなりそうだったら、それを察知して自然に交換。大将も小声で話した僕の疑問にしっかり答えてくれるほど、客席を意識しています。
このデザートでランチコースは終了です。
帰りにトイレに寄ったのですが、さすがというか当たり前のようにキレイでした。
支払いは、2人で11,000円。
お酒を呑まずにランチでこの金額は、人生最高額です。
でも年に数回のご褒美や贅沢としてはアリな気がしました。
すごくいい経験になりました!
まとめ
ミシュランガイド北陸2021特別版で一つ星の寿司屋「鮨人」についてまとめてみました!
経験として1回くらいは食べても損がないと思います。
気になった人はぜひ一度足を運んでみてください!
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