2017年8月26日(土)、総工費85億円をかけて作られた富山県美術館が全面オープンした!
初日の来館者は7832人、全館オープンまでには57万7千人が訪れている。
富山県美術館の全館オープンに至るまでの流れは次の通り。一度に全てオープンするのではなく、少しずつオープンしていく形をとった。
2017年3月25日オープン
県美術館の一部、日本橋たいめいけん、スワロウカフェなど
2017年4月29日オープン
屋上庭園「オノマトペの屋上」
2017年8月26日オープン
全面オープン
徐々にオープンしていき、その度に設計した建築家やデザイナーを呼んで対談などを開催し、認知度を上げてきた。
そしてついに8/26からは、空っぽだった展示室に美術品が展示され、常設展、企画展など本格的に美術館として運営が開始。
2億1600万円で落札した「2人の裸婦(藤田嗣治)」も展示されている。
場所は富山駅北、環水公園の隣。富山駅→環水公園→富山県美術館と、富山県民にとっても観光客にとっても一つの流れが生まれる。
でも、
富山県美術館のコンセプトや設計、建築など、どのように出来たかはご存知だろうか?
富山県美術館は、内藤廣、永井一正、三宅一生、佐藤卓、三沢厚彦など、1流のアーティストが大勢関わっている。
そして
県美術館に入っているレストランやカフェ、オノマトペの屋上、駐車場などの営業時間などは把握できているだろうか?
富山県美術館について、知っていることをちょっとまとめてみた。
序盤は、館内施設や営業時間、マップなど誰もが知りたいこと。後半に行くに連れてコンセプトや関わったアーティスト、想いなどの知っていたらより富山県美術館を楽しめること。というようにまとめた。
目次がリンクになっているので、興味のある項目を見てほしい。
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富山県美術館の館内施設
富山県美術館には、どんなものがあるのか、営業時間はいつなのか、ざっくりと一覧にしてみた。
美術館
開館時間:
9:30~18:00(最終入場17:30)
休館日:
毎週水曜(祝日除く)、祝日の翌日、年末年始
TEL:076-431-2711
企画展 | 展覧会による |
コレクション展 | 一般 300円 |
TADギャラリー | 無料 |
※企画展料金を支払えば、コレクション展も観覧可能。
※TADギャラリーは、年末年始は開館
ミュージアムショップ
営業時間:10:00~18:00
定休日:美術館休館日
TEL:076-471-5175
オノマトペの屋上
富山県美術館「オノマトペの屋上」子ども達が夢中で遊ぶいい空間だった
開館時間:
8:00~22:00(入園は21:30まで)
休館日:12/1~3/15
料金:無料
日本橋たいめいけん 富山店
「日本橋たいめいけん富山店」に行ってきた!メニューや料金、店内の雰囲気は?
営業時間:11:00~22:00
ラストオーダー:21:30
定休日:美術館休館日
TEL:076-471-6306
スワロウカフェ(Swallow Cafe)
開館時間:10:00~20:00
休館日:美術館休館日
TEL:076-433-6755
富山県美術館内マップ
富山県美術館には、屋内施設3フロアと、屋上庭園がある。
富山県美術館の施設内容
美術館の施設は結構楽しめるものが多い。
TAD ギャラリー
1Fの受付横にあるTADギャラリー。
無料で見られるギャラリーで、奥にはプロジェクターで映像が映され、音声も流れている。
アトリエ
3Fのエスカレーターを上がってすぐの所にあるアトリエ。
様々なワークショップが行われることが多く、子ども達が楽しそうにしている光景がよく見られる。
アトリエの外の壁には、たくさんの磁石が貼ってあり、自由に好きな形にして遊ぶことができる。
スゴい大作が作られていることもある。
ポスタータッチパネル
3Fの通路にあるポスタータッチパネル。
なぜか惹きつけられ、大人も子どもも思わず触りたくなってしまう。タッチしたときの操作音も楽しく触れる一因。
キッズルーム
3Fのポスタータッチパネルの向かい側にあるキッズルーム。
実際に中に入ったことはないが、外から見ているとすごく綺麗で、結構混雑していることが多い。なんか楽しそう♪
映像コーナー
3Fの通路の突き当たりにある映像コーナー。
ヘッドホンで音声も聞ける。5ブースあるが結構埋まっていることが多い。
ホール
3F通路の中ほどにある図書コーナーと隣接するホール。
対談などのイベントが行われるときは、このホールが使われることが多い。
当別なイベントなどがない通常時は、自分の身体を使った光のアートを創り出すインタラクティブアートを体験できる。子ども達に大人気だ。
図書コーナー
3Fのホールに隣接する図書コーナー。
アートやデザインなどに関する本が置いてあり、自由に読むことができる。
ホールで人数限定のイベントがあるときなどは、図書コーナー奥の壁にプロジェクターでリアルタイムの映像が流される。
屋外広場
屋外広場では、大中小3種類の熊さんが歓迎してくれる。
写真スポットにもなっていて、熊と一緒に撮影している人が多い。
アクセス
富山県美術館へは、富山駅の北口から徒歩かバス、乗用車で行くのが一般的です。
富山駅からバスを利用する場合は、富山地方鉄道が運行するバスを利用して9分ほど。
以下に主要な場所から富山県美術館へのアクセス方法と所要時間と料金の目安を示しておくので、参考にしてください。
富山駅北口 | 徒歩 | 約15分 |
バス(210円) 1番のりば「富山赤十字 県美術館経由」 「富山県美術館」下車すぐ |
約9分 | |
タクシー(約700円) | 約3分 | |
富山駅南口 | 徒歩 | 約20分 |
バス(210円) 7番のりば「富山県美術館」下車すぐ |
約14分 | |
タクシー(約1,000円) | 約10分 | |
【2021年6月28日より全面運休】 富山市内周遊ぐるっとバス (210円) |
乗り場次第 | |
富山空港 | タクシー(約4,000円) | 約20分 |
富山IC | 自家用車 | 約15分 |
富山県美術館の駐車場
富山県美術館の駐車場は、美術館に併設のものと、美術館南側の川を超えた所 (日赤病院) にあるものがある。
営業時間などは全て同じ。
注意しないといけないのは、22:30になると施錠されて出庫できなくなること。そしてその時間も料金が発生することだ。
営業時間:8:00~22:30
休日:なし
料金:
美術館or環水公園利用の方、2時間無料。(館内で認証必須)
最初の1時間330円、以降30分ごとに110円。
富山県美術館の駐輪場
富山県美術館の駐輪場は、美術館正面に向かって左側、方角でいうと南側にある。
大きな看板の裏なので、美術館入り口からは全く見えないので分かりづらい。今までは仮駐輪場が、美術館正面に向かって右側にあったのでまだそちらに駐輪している人も多い。
富山県美術館
住所:富山県富山市木場町3-20
TEL:076-431-2711
富山県美術館のコンセプト
富山県美術館のHPによると、コンセプトは次の5つだ。
- アートとデザインをつなぐ、世界で初めての美術館
- 富山の新しいビューポイントとなる美術館
- 見る、創る、学ぶといった双方向で美術を体験する美術館
- 産業の活性化にも寄与する美術館
- 時代とともに成長し、価値が高まっていくような美術館
TADって?アートとデザインの違いって?
富山県美術館のロゴマークには、「アート&デザイン」の文字が入っている。
TADとは、富山県美術館、アート&デザインの略だ。
でも「アート」と「デザイン」の違いって分かるだろうか?僕は、以前の富山県美術館のイベントで内藤廣さんと佐藤卓さんの話を聞いて初めて分かった。
→佐藤卓、内藤廣の話が直接聞ける「富山県美術館オノマトペの屋上オープニングイベント」
アート
自分の心の中から生み出される、内に向かうもの。
デザイン
他人とどう繋がるか、外に向かうもの。
そこでの会話では、このように話されていて、妙に納得した。
アートは自分の心の中にあるものを表現する、アート作品はいわゆる自分自身ということができるかもしれない。
デザインは、デザインするものと、その他のものを繋げるためのもの。美術品だけではなく日常生活のあらゆるものが、デザインされている。
僕はそのように解釈した。
アートとデザインの両方が揃った美術館は、世界的に見ても珍しいらしい。しかも富山県美術館は、その屋上が未来を担う子ども達の遊び場になっている。
こんな美術館は、他にないらしい。
富山県美術館に関わったアーティスト
富山県美術館は、内藤廣、永井一正、三宅一生、佐藤卓、三沢厚彦など、僕でも聞いたkとがあるような1流アーティストが大勢関わっている。
富山県美術館の建築設計
見えないものを設計しているという気持ちが強い
初めて環水公園を訪れたとき、ふわふわドームで元気に跳ねる子どもたちと美しい立山が見えました。新しい美術館は、環水公園を座敷とすると奥の床の間にあたる場所になります。そこで、「床の間」「子ども」「立山」を組み合わせて提案しました。
引用:富山県美術館HP
内藤廣(Hiroshi Naito)
建築家・東京大学名誉教授。富山県美術館の建築設計を担当。1976年早稲田大学大学院修士課程終了。フェルナンド・イゲーラス建築設計事務所(スペイン)、菊竹清訓建築設計事務所を経て、1981年内藤廣建築設計事務所を設立。2001~2011年東京大学にて教授・副学長を歴任。2011年~同大学名誉教授。2007~2009年度には、グッドデザイン賞審査委員長を務める。主な作品に、海の博物館(1992年、日本建築学会賞等受賞)、安曇野ちひろ美術館(1997年)、茨城県天心記念五浦美術館(1997年)、牧野富太郎記念館(1999年、毎日芸術賞等受賞)、島根県芸術文化センター(2005年)など。
「TADって?アートとデザインの違いって?」の項目でもちょっと書いたのだが、富山県美術館は、アートとデザインの両方がある美術館だ。
建築家の内藤廣さんは、以前のイベントで次のようなことを話していた。
2Fは20世紀美術のアート作品を、3Fはデザインを、そして4Fの屋上は子ども達へ未来に向けた発信を。というように考えて作られている。
立山の景色が素晴らしい。立山と平行して、この絶景を受け止められるような建物にしたい。自分が何かを持ってくる必要はなく、そこに最初からある力を利用すればよい。
富山県美術館は、すごい面白い考え方の元に設計されているんだなと思った。ごちゃごちゃ何かをプラスしていくのではなく、元々富山にある景色や力をより引き出してあげる設計。素晴らしい。
富山県美術館のロゴマークデザイン
マークはTOYAMAの頭文字Tを、AとDで構成した形。アートとデザインをつなぐ場を表現しています。明るいブルーは白く輝く立山が映える空を、濃いブルーは深く豊かな富山湾を表現し、富山の美しさを内包しています。マークと館名を上下に配置することで縦のフォルムを強調し、デザイン的な美しさを際立たせています。
引用:富山県美術館HP
永井一正(Kazumasa Nagai)
グラフィックデザイナー。1929年大阪生まれ。1951年東京藝術大学彫刻科中退。1960年日本デザインセンター創立に参加。現在、最高顧問。JAGDA特別顧問、ADC会員、AGI会員。1960年以後、日宣美会員賞、朝日広告賞グランプリ、日本宣伝賞山名賞、亀倉雄策賞、勝見勝賞、ADCグランプリ、毎日デザイン賞、毎日芸術賞、通産省デザイン功労賞、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、勲四等旭日小授章、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ金賞、ブルノ、モスクワ、ヘルシンキ、ザグレブ、ウクライナ、ホンコンの国際展でグランプリを受賞。
パーマネントコレクション=東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、富山県立近代美術館、群馬県立館林美術館、栃木県立美術館、姫路市美術館、ニューヨーク近代美術館、ドイツ国立抽象美術館、国際ワルシャワポスター美術館等。
富山県美術館のユニフォームデザイン
ユニフォーム・デザインのため、富山の自然や文化を改めて勉強し、その爽やかな風と光を取り込みたいとつくったユニフォームです。
開発から進化させてきたプリーツの技術やA-POCのエンジニアリング…それらの最先端を結集し、他に例のないものを目指しました。ここから新しい風を起こしたい、そういう気持ちが伝われば、とつくったユニフォームは、着る人・見る人が育てていく服になると思います。引用:富山県美術館HP
三宅一生(Issey Miyake)
デザイナー。1970年三宅デザイン事務所設立。73年よりパリコレクション参加。”一枚の布”の考えのもと、身体と布との関係を問い続けている。93年プロダクトとしての衣服「PLEATS PLEASE」スタート。98年からは藤原大はじめチームと共に一体成形のものづくり「A-POC(A Piece of Cloth)」に取り組む。現在はスタジオのReality Labと共に研究開発を進め「132 5. ISSEY MIYAKE」等を展開。2016年国立新美術館にて「MIYAKE ISSEY展 三宅一生の仕事」。作品集に『East Meets West』(78年〜平凡社)、『ISSEY MIYAKE』(2016年〜TASCHEN社)他。2010年文化勲章、2016年仏レジオンドヌール勲章コマンドール受章。
この富山県美術館のユニフォームは、美術館のコンセプトの共感した三宅一生さんが「ぜひ作りたい」と申し出て、普通じゃ考えられない値段で作ってもらえた。という話を以前のイベントで話されていた。
僕の人生で一番お気に入りの時計は、イッセイミヤケ。
まさか富山県美術館のユニフォームを三宅一生さんが手がけてくれるとは!個人的には、めちゃくちゃ好きなユニフォーム!!
オノマトペの屋上のデザイン
子どもにとって、学びも遊びも芸術も、境目はありません
新しくできる美術館の屋上に、もともとこの地にあって子ども達に人気だった「ふわふわドーム」を移し、他にも家族で楽しめる遊具を置いて参加できる遊び場にしたいという相談を受けた時、名前の中に擬態語が入っていることに気付きました。それを活かし、名前を「オノマトペの屋上」にしてはどうだろうかというアイデアに繋がりました。つまり、楽しい遊具をまず作るという発想ではなく、楽しい擬音語・擬態語を思い浮かべてから遊具を考えるというアプローチです。
引用:富山県美術館HP
佐藤卓(Taku Satoh)
グラフィックデザイナー。1979年東京藝術大学デザイン科卒業、1981年同大学院修了、株式会社電通を経て、1984年佐藤卓デザイン事務所設立。「ニッカ・ピュアモルト」の商品開発から始まり、「ロッテ キシリトールガム」や「明治おいしい牛乳」などの商品デザイン、「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」のグラフィックデザイン、「金沢21世紀美術館」、「国立科学博物館」、「全国高校野球選手権大会」等のシンボルマークを手掛ける。また、NHK Eテレ「にほんごであそぼ」アートディレクター、「デザインあ」の総合指導、21_21 DESIGN SIGHTディレクターおよび館長を務めるなど多岐にわたって活動。著書に、「クジラは潮を吹いていた。」(DNPアートコミュニケーションズ)や「JOMONESE」(美術出版社)、「真穴みかん」写真集(平凡社)など。
佐藤卓さんといえば、NHKの「デザインあ」。
佐藤卓、内藤廣の話が直接聞ける「富山県美術館オノマトペの屋上オープニングイベント」では、直接話を聞け、間近で見ることもできた。
すごい柔らかい雰囲気の方で、偉ぶらない感じと柔軟さがその人柄ににじみ出ていた。
これからを生きる子ども達への想いもしっかりしたものがあり、それがオノマトペの屋上にも少なからず表現されているような気がする。
オノマトペの屋上は、昼と夜でまた違う空気をまとい、僕の好きなスポットの一つだ。昼も夜も一度は訪れて見て欲しい。
→富山県美術館「オノマトペの屋上」子ども達が夢中で遊ぶいい空間だった
富山県美術館の屋外展示のデザイン
私は、動物をモチーフにして「ANIMALS」という作品を制作していますが、動物そのもののリアリズムというより、人間の物事に対して感じるリアリティを大切にして作品をつくっています。
この美術館も同じように、人の様々な思いや感覚に広いキャパシティーと柔軟性を感じました。それはまるで大きな生命体のようで、優しく私たちを迎えてくれる新しい美術館の姿を感じました。
このような美術館に設置する「ANIMALS」の彫刻は、「森からふらっと遊びに来て、あまりの居心地の良さに、ここに居ついてしまった」という感覚で、立山連峰を見据え、堂々と立つ大きな「クマ」を配し、その左右の空間には、立ち上がろうとするクマや大きさの違うクマなど、造形的にも変化のある彫刻を設置したいと考えています。
大きな空間の中の屋外広場ですが、「自然と響き合って存在する魅力のある空間」を作り出せればいいなと思っています。引用:富山県美術館HP
三沢 厚彦(Atsuhiko Misawa)
1961年京都生まれ。1989年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了。2000年動物の姿を等身大で彫った木彫「ANIMALS」シリーズを制作開始。同年より西村画廊(東京)で個展開催。2001年に第20回平櫛田中賞を受賞。2002年初の作品集「三沢厚彦 アニマルズ」(求龍堂)を刊行。2007年から「三沢厚彦 ANIMALS+」展が平塚市美術館を皮切りに全国5会場を巡回。その後も各地の美術館で個展を多数開催し好評を博す。近年の個展に、2013年に三重県立美術館、浜松市美術館、2014年高松市美術館、岩手県立美術館、周南市美術博物館、2015年高梁市成羽美術館、釧路市美術館など。今最も注目されている木彫作家の一人。近著に2013年の作品集『ANIMALS No.3』(求龍堂)、『動物の絵』(青幻舎)。
富山県美術館の館長
富山県立近代美術館は、富山駅北側の富岩運河環水公園への移転を機に大きく生まれ変わります。当館は、ピカソ、ミロ、シャガール、デュシャン、ポロック、ジャスパー・ジョーンズ、アンディ・ウォーホル、フランシス・ベーコンの作品など、20世紀美術については国内屈指のコレクションを誇っていますが、これまでは多くの人に広く親しまれてきたとは言えません。新しい美術館では「見る」はもとより、「創る」「学ぶ」「遊ぶ」「楽しむ」「発表する」などをいっそう充実させることによって、より多くの人にアートを体感していただき、市民、県民、美術愛好家の交流の場となってほしいと願っています。
雪山行二(Koji Yukiyama)
1947(昭和22)年、黒部市(宇奈月町)生まれ。1973(昭和48)年東京大学文学部美術史学科卒業。1976(昭和51)年、同大学院人文科学研究科修士課程を修了の後、国立西洋美術館研究員、1992(平成4)年同館学芸課長。1998(平成10)年愛知県美術館副館長。2002(平成14)年横浜美術館館長、2009(平成21)年和歌山県立近代美術館館長。同年9月より富山県立近代美術館顧問。2012(平成24)年4月富山県立近代美術館長 現在に至る。
富山県美術館×立山展望アプリ
富山県美術館の最上階、オノマトペの屋上から見ることができる立山連峰と環水公園を、ガイドしてくれるアプリがいつの間にかできていた!
初めて知ったw
現実には、かなりいい天気じゃないと立山連峰がくっきり見られるわけじゃない。しかしこのアプリを使えば、晴天時の雄大な立山連峰が360度・VR全天球でいつでも楽しむことができる。
これはその日しかこれない環境客にとっては、結構いいアプリなんじゃないだろうか?ぜひとも利用してほしい。
富山県美術館での注意点
・オノマトペの屋上は、強風や荒天で結構閉鎖されることが多い。もしオノマトペの屋上がメインの目的の場合は、電話で確認した方がいい。
・飲み物の自動販売機が今の所ないので、持っていく必要がある。ただ場所によっては飲食禁止なので注意しよう。
→駐輪場に自動販売機を発見した!
・駐車場は、館内の機械で認証しないと2時間無料にならないので忘れないように。
・土日や何かイベントをやっているときは、駐車場が満車になる可能性が高い。隣の環水公園の駐車場も、天気が良い日などは満車になるので、有料駐車場の場所なども確認しておいた方がいい。
まとめ
富山県美術館は、徐々にオープンして行っているので、すでに行ったことがある人も意外といるのではないだろうか?
でも、実際のオープンに向けて結構変わっている。
川沿いや裏側はまだ工事中だったが、芝部が植えられて綺麗に仕上がっている。
屋外展示の熊さんも、仲間が増えて3体になっていたw
8/26日は、折立立身(おりたてたつみ)さんの関わるパン人間パフォーマンスなどのイベントが目白押しだ。
実際にどんな美術品が展示されるのかも、楽しみなところだ。
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