2017年4月29日オープンした富山県美術館の屋上庭園「オノマトペの屋上」。
オノマトペの屋上の遊具や利用時間などまとめてみました!
オノマトペの屋上とは?
オノマトペの屋上は、富山市のJR富山駅北側にある富山県美術館の屋上庭園です。
すぐ横には、世界一美しいスターバックスのある環水公園もありロケーションも眺めもバッチリ!
オノマトペの屋上についての基本情報を簡単に紹介していきます。
どんな遊具があるか気になる人は読み飛ばしてください。
▶︎オノマトペの屋上の遊具
利用料金は無料
オノマトペの屋上は、無料で利用できます。
駐車場も2時間まで無料で利用できるので、気軽に遊びに行くには最高の環境です。
屋上開園時間
開園時間は、8:00~22:00です。
基本的に12月1日~3月15日までの冬季期間は利用できません。
安全確保のために遊具の使用は、日没までに限られるのでそのことは頭に入れておきましょう!
車で子ども達を連れて、8時から遊ぶこともできます。また夜景を見ながらのんびりデートというのもオススメです。
富山県美術館の駐車場の営業時間は8:00~22:30(103台)。隣の環水公園の駐車場は22:00までだったはずなので、30分長く営業している県美術館の駐車場の方が便利です。
禁止事項&ルール
オノマトペの屋上の禁止事項や利用ルールは次のとおりです。
- 禁煙
- ラジコン飛行機やドローンの使用禁止
- ボールや器具を用いた遊び禁止
- スケートボード、ローラースケート禁止
- たき火やバーベキュー、花火など火を使う行為禁止
- まわりの柵にのぼったり、柵の外へ出ることは禁止
- 柵の外へ物を投げるのは禁止
ゴミ箱などはないので、自分で持ってきたゴミは持ち帰りましょう!
風を遮るものが全然無いので、屋上はかなり風が強く感じます。風が強い日は、オノマトペの屋上は閉鎖されるので注意が必要です。
デザインは佐藤卓
オノマトペの屋上のデザインを担当したのは、NHK「えいごであそぼ」「デザインあ」にも関わり、「おいしい牛乳」「キシリトール」のデザインも手がけている佐藤卓さんです。
コンセプト
子どもにとって、学びも遊びも芸術も、境目はありません。
オノマトペの屋上は、子どもが遊べる庭園。『デザインを担当した佐藤卓さんのお話』を聞いてきたのですが、とても面白かったです。
ちなみに「オノマトペ」の意味は次のとおりです。
自然界の音・声、物事の状態や動きなどを音(おん)で象徴的に表した語。音象徴語。擬音語・擬声語・擬態語など。
この富山県美術館の屋上庭園「オノマトペの屋上」を建築家の内藤廣さんから任されたとき、元々この地にあった「ふわふわドーム」を作ることだけは決まっていたそうです。
その「ふわふわ」という言葉から「オノマトペ」へと繋がった。ただどこにでもある遊具を揃えるのではなく、「オノマトペ」で繋がった遊具があれば面白いのではないか?子ども達に楽しんでもらえるのではないだろうか?
そのような考え方からこのオノマトペの屋上は出来上がったそうです。
「サラサラ」「ポツポツ」「サクサク」など、日本は他の国からは考えられないほどのオノマトペで溢れています。
私たち日本人は、そのような音で感じる能力に優れているのかもしれません。
子ども達は、大人なんかが想像もできない何かをここのオノマトペから感じるはずです。
オノマトペの屋上|遊具【写真で紹介】
富山県美術館のオノマトペの屋上には、8つのオノマトペから連想される遊具が設置されています。
それぞれ順番に写真付きで紹介していきます。
ふわふわ
子ども達に大人気!以前もこの場所にあった「ふわふわドーム」。
常にぽんぽん飛び跳ねる子ども達で溢れかえっていました。
見る角度によっては、立山連峰を飛び越えているように見えるので写真を撮るにもオススメです。
ぷりぷり
これも子ども達が好きなアレ。そうアレ、うんち。
見ていると突然走ってきて抱きつく子どももいましたw
この形は、現実にはありえないのですが、「Dr.スランプアラレちゃん」の影響でアレはこの形になったのかな、とかふと考えました。
ぐるぐる
立っても座っても遊べる遊具。
すごくおしゃれなデザインで、大人も一緒に遊んでいたりします。
うとうと
スーパーマリオのキノコの面を連想してしまいます。
子どもも大人も寝転がって、ゆったりできる遊具。
佐藤卓さんも言っていましたが、安全を考えて低く作りすぎたようで地面についてしまう…。
もしかしたら修正されるかも…?
つるつる
これは遊具というよりは、座って話す感じだろう。カップルが座ったりしていた。環水公園を見ながらここに腰掛けて話すのは、なんだかいい感じだ。
あれあれ
ある角度から見たら文字が浮かんできます。
子ども達にはそこまで人気がなさそうだった…。文字が出現することに気づいてないのかも…
ぼこぼこ
これは意外と難しい遊具です。
小さい子どもが一生懸命乗り超えていこうとしているのを見かけました。
ひそひそ
他の公園でも機能的には同じ物を見かける遊具。
隣の環水公園にも糸電話がありますが、デザインが違うと遊び方も変わります。
オノマトペの屋上|夜景がキレイ
昼は子供たちに大人気のオノマトペの屋上ですが、夜になると全く別の顔を見せます。
カップル達で溢れているだろうと思いきや、僕が行った日は1組しかいませんでした。たぶん穴場です!
これはデートにも、告白スポットにも使えるレベルなので、可愛い子がいたらここに行くことが僕の中で決定いたしました!
子供たちの大好きなうんこ…
いや、ぷりぷりも、夜になって光ってしまえばオシャレスポットに大変身します!
うとうとのハンモックに寝そべって、星や月をながめるデートもありです。
僕が行った時は実際にそんなリア充がいらっしゃいましたけどね…
オノマトペの屋上の夜は、ふわふわドームが膨らんだまま光っています。
普通の公園だと夜はしぼんでしまいます。昼間子供たちに混ざってポヨポヨするのが恥ずかしかったので、夜行ってしぼんでてがっかりした思い出が一瞬でよみがえりました…
偶然かもしれないですが、僕がふわふわに登って写真をとっていると「遊具の使用は本日は終了しました〜〜〜〜」的なアナウンスが流れてきました。
後で気づいたけど、監視カメラで見てるのかな?
まとめ
富山県美術館の屋上公園「オノマトペの屋上」についてまとめてみました!
オノマトペの屋上の遊具は、手作業でヤスリをかけて仕上げています。
「子どもの遊具だからと言って手を抜くのではなく、大人が本気で作らないと子どもにすぐ見抜かれる。」佐藤卓さんはそのように話していました。
昼間は子ども達が遊び、夜暗くなってからは大人達の場所になる。そんなイメージが湧いた。デートなんかにもオススメです。
環水公園の散歩やピクニックと合わせて利用しても満足度が高いのでオススメ!
富山県美術館の駐車場は美術館の利用者は2時間無料なので、車で来るにも便利な場所です。ただしイベントのあるときは、すぐ満車になってしまうので周辺の有料駐車場も考慮しておきましょう!
▶︎【環水公園の駐車場マップ】意外と知らない穴場の無料駐車場とは?
そして実際に遊びに行く前にデザイナーの佐藤さんの話を読んでおくとさらに楽しめます。
▶︎オノマトペの屋上のデザインを担当したグラフィックデザイナー佐藤卓さんの話