悪城の壁という日本一の規模の断崖を知ってますか?
立山黒部アルペンルートの称名滝へ行く途中にある観光スポットなのですが、意外と知られていません...


普通に通り道なので、ついでに見ておきましょう!
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悪城の壁
悪城の壁は、高さ500m×長さ2,000mの日本一の規模の断崖です。
「すごく恐ろしく、砦のように人を寄せつけない崖」という意味もあります。
富山県出身の細田守監督の映画「おおかみこどもの雨と雪」でも、雨が狼となりこの崖の上で叫んでいるシーンが描かれていました。
写真ではなかなか伝わらない断崖の大きさとキレイさを満喫できるので、オススメの観光スポットです。


悪城の壁|場所・アクセス
悪城の壁は、立山黒部アルペンルートの称名滝へ行く途中にあります。
立山駅と称名滝のちょうど中間地点にあり、車がなければなかなか行けない観光スポットです。
さらにあまり目立たない場所にあるので、車で移動している観光客もおそらくほとんどの人が通り過ぎています...
実際に僕も数十年間富山にいて、最近ようやく知ったレベルです...
【電車の場合】
立山駅から称名滝探勝バス「桂台」下車、徒歩約30分
【車の場合】
立山ICから車で約45分
悪城の壁 展望台
住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺
悪城の壁展望台に行ってきた
悪城の壁は、称名滝へ向かう途中の左側にあります。
写真のような案内看板がありますが、行く前に悪城の壁の存在を知っていないと「なんやろ、あれ?」と思いながら毎回通り過ぎますw
悪城の壁の展望台には、無料の駐車場があります。
称名滝やハンノキ滝とは違って、ほとんどの人が立ち寄らない観光スポットなので満車のことはほぼないはずです。
悪城の壁の展望台は、小さな小屋の2階といった感じです。
10人も乗れば一杯になるほどの広さ。
展望台の中央には、悪城の壁についての説明看板があります。
説明看板によると、昔この土地に住んでいた男たちは、山菜をとりに悪城の中段の2階と呼ばれるところまで登っていたとのこと...


悪城の壁は、古立山火山の噴出物でつくられた溶岩大地を、氷河と称名川の浸食作用でおおよそ十万年かけて形成したものとのこと。
壁全体は溶結凝灰岩でできていて、「材木岩」と呼ばれる柱状節理が所々で発達しています。


悪城の壁展望台からは、こんな感じの半端じゃない断崖が見られます。
称名滝やハンノキ滝、大日平などへ向かう人は、ちょっとだけでも足を止めて見る価値はあるはず!
まとめ
日本一の規模の断崖「悪城の壁」についてまとめてみました!
あまり知られていないけど、立山連邦の自然の雄大さを実感できるオススメの観光スポットです。
称名滝や立山室堂などへのついでに行けるので、雄大な自然が好きな人はぜひ行ってみてください!
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