高岡戸出のCOMSYOKU(コンショク)のイベントの満足度がめっちゃ高い!その理由がようやく分かった☆
「ヒトのハタラクを知るナイト」の第2弾は、「おわら風の盆」で有名な越中八尾で「越中八尾ベースOYATSU」や「tadas タダス」を手がけている女将、オズリンクスの原井紗友里さん。
前回がめちゃんこ面白かったので、今回も参加してきた。
▼前回の様子。富山のシェアハウスの代名詞、シェアライフ富山の姫野泰尚さん
「働く」について、高岡市戸出「COMSYOKU」のイベントで考えてきた
高岡市戸出の大阪屋ショップの2Fにあるコワーキングスペース。めちゃくちゃ綺麗で広く、キッチンスペースなどもあるノマドワーカーにとってのオアシス的な場所
▶︎COMSYOKU
ヒトのハタラクを知るナイトとは?
人が生きていく上で必要な「働く」ということ。
その答えのないテーマについて、ゲストを交えて参加者みんなで考えてみようというイベント。
参加者はどんな人たち?
前回も出席していた人もチラホラ見かけたが、全然違う人も。
「働くこと」「仕事」についてちょっと不安や興味がある人というのを前提として、このイベントへの参加する人たちの動機は次の2つな気がした。
- ヒトのハタラクを知るナイトに興味ある
- ゲストの話に興味がある
話を聞いていると、ゲストに興味があるかどうかで参加を決めている人の方が大勢いたように感じた。
僕も、前回も今回もゲストに興味があったんだけど、このコンショクの場とこのイベントの雰囲気がすごく満足度が高い。
今回のイベントの流れ
- 自己紹介
(名前・職業・今回の参加の目的・何のために働くか) - ゲストのお話
- あなたが働く上で心が動く瞬間とは?
- 今日のイベントで得た持って帰るもの
それぞれについて、2~4人程度の少人数で意見を言い合うのが特徴的。
なんで面白くて満足度が高いのか?
前回が面白かったので、今回のイベントに参加しながら「何で面白いと感じたのか?」「何で満足度が高かったのか?」とずっと考えていた。
大体次のようなの結論に達した。
- ゲストは講師ではなく、参加者よりなので自然体
- 参加している人たちが面白い
- 参加者同士の対話が多い
ゲストは講師ではなく、参加者よりなので自然体
一般的なセミナーなどでは、ゲストが講師として自分の知識や経験を話す。
ゲストは何となく「偉い人」みたいな立場を期待され、自然な形が見えない。話していることに説得力があるけども、「生きた話」を聞いている気がしない。
コンショクの「ヒトのハタラクを知るナイト」は、ファシリテーター含め運営メンバーの作り出す空気と人選が良いのだろう、ゲストが「自然体」で話すので、すごくリアルな話を聞ける。
参加している人たちが面白い
このイベントに参加している人たちは、「自分で悩む」から「自主的に外へ一歩出て」参加している人。
受け身で会社に無理やり行かされた人がいない。(たぶん…w)
東北ボランティアで感じたことでもあるのだけど、自ら能動的に参加する人は「何かを持って帰りたい」という思いの分、すごく積極的に意見を発する。
参加者同士の対話が多い
ヒトのハタラクを知るナイトは、参加者同士の意見交換の場が多い。
今回も3回席と人を変えて、初めて同士のメンバーでお互いの意見を交換しあう。
ずっと同じ席にいて受動的にゲストの話をただ聞くだけよりも、「自分の意見を発すること」と「人の意見を聞くこと」をはさむことで、2~3倍頭に残る。
これはブログも似たような面がある。「人に教えることが一番の勉強」みたいな感じだ。
人と対話することがなぜ満足度をあげるのか?
上に挙げた3つの理由は、確かにコンショクのイベント「ヒトのハタラクを知るナイト」が面白く、満足度が高い理由ではある。しかし、もう一歩踏み込んで「なぜ人と対話することがいいのか?」がぼやっとしか分からなかった。
そんなモヤモヤが、今回のゲスト原井紗友里さんの言葉でハッキリとした!
原井紗友里さんの言葉
「人と比べることで自分が分かる」
「自分の意見を人に言ってみて、初めて自分が分かる」
「人の意見を聞いて、初めて自分が分かる」
なんか、そんな話をしていた(ように僕には聞こえたw)
よく見聞きする言葉ではあるけど、最近まさに感じていたこと。上記の一つだけでは弱いんだけど、3つ揃うことですごく納得感が上がる。
例えば、自分の身長が高いかどうかは人と比べてみて初めて分かる。
例えば、同じ部屋の明るさでも「いつもより明るいか」「いつもより暗いか」の感じ方は、人の「いつも」の基準による。
例えば、今年降った雪が「多いか」「少ないか」は、住んでいる地域や育った環境による。
人は相対的に見る生き物
人の感じ方は、基本的には全て相対的!
自分がどうかなんてのは、人と比較しないと何も分からないのだ。
つまり、僕らの言葉の裏には次のような()が隠れている。
自分は仕事ができない
→自分は、(〇〇さんより)仕事ができない
ブログのアクセスが少ない
→(〇〇に比べて)ブログのアクセスが少ない
給料が低い
→(〇〇会社よりも)給料が低い
自分の立ち位置を確認することで得られる満足感
自分自身の「働く」「仕事」について、不安や興味がある参加者は、このイベントに参加して多くの人と意見交換をすることで「自分の現在の立ち位置」を知れる。
例えば、富士山に行きたいと思って地図を見ても、現在地が分からなければ行くべき方向も手段も何も分からない。
様々な人との対話は、「あなたのいる場所は今ここだよ」という現在地を示してくれる。
だからこそ、面白いし満足度が高いのだ。
原井紗友里さんが魅力的なワケは?
原井紗友里さんとは、八尾のイベント「いやさか縁日」の時に偶然知り合って(あんまり覚えてないw)、東京の友達が来たときにFacebookで「八尾に来なよ!」って言われて八尾観光をして、鶴瓶の家族に乾杯をTVで見てたって関係w
今回のイベントで会ったのは、八尾観光以来だから1年ぶりくらい。
その時よりも魅力的に輝いて見えた☆
また癖で「何でなんやろなぁ?」と考えてみると、次の3つが理由なんじゃないかという結論に達した。
- 自分自身を受け入れている
- 人がそれぞれ違うことを受け入れている
- 前向きなマインドを持っている
これらを元に、「自分自身に自信を持っている」からこそ以前よりも魅力的に見えたんだろう☆
自分自身を受け入れている
原井さんの目標は「いいおばあちゃんになること」だそうだ。
今回初めて原井さんの話を話ちゃんと聞いたんだけど、「自分はこういう人間」ということをしっかりと把握して行動しているように思えた。
人がそれぞれ違うことを受け入れている
話の中で原井さんが何回も口にしていたのは、「正解はないんだけど」という言葉。
これは教育のせいなのかなんなのか、僕らは数学のように物事には「正解」があると思い込んでいる節がある。
正解はあるんだけど、それは一つではない。
犬と暮らすことが幸せな人もいれば、猫と暮らすことが幸せな人もいる。どっちが不正解とかではなく、自分が心から幸せであればどっちも正解☆
人生において、決まり切った一つの正解なんてものは存在しない。
原井さんは「十人十色」の部分を大切にしているように感じた。
前向きなマインドを持っている
指摘されること、注意されることを、いかに前向きに捉えて次に生かすか。原井さんは、何事も前向きに捉えるようにしているようだ。
この前向きマインドがとても魅力的にみえる。
まとめ
高岡市戸出のコワーキングスペースで開催された「ヒトのハタラクを知るナイト」。
オズリンクスの原井紗友里さんの話や、参加された人たちのおかげでかなり密度の高い時間を過ごせた☆
同じ会社で同じ仕事をずっとしていると、目の前のことだけにとらわれてしまい広い視点で物事を考えられなくなる。何のために働いているのかよく分からなくなる。
今回の参加者の話を聞いていても、「一回視野を広げるために参加しました」って人も数人いた。
金八先生じゃないけど「人」という字は、お互いに支え合ってもいるけど、お互いがいないと「人」としての「自分」が成り立たないんだろうなぁ、とふと思った。
「働く」について、不安や疑問、興味がわいたら、コンショクの「ヒトのハタラクを知るナイト」への参加をオススメする。
詳細はまだ分からないが、どうやら第3弾も開催されるようだ。
最後に原井さんが鶴瓶さんから教わったという言葉をご紹介。
縁は努力!
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