最後にかまくらを作ったのはいつ?
そして、バカな遊びは好き?
僕は精神的に子供なので、バカな遊びが結構好きだ☆
でも富山には「アホなことで遊ぶ大人がいないなぁ」と思っていたのだが、ここに大勢いらっしゃったw
『ほとり座のオーナー田辺和寛くんの話で感じた、富山を活性化する方法』でも書いたように、楽しい人達の存在を知らなかっただけだった。
そして『大野商店&藤吉の大野慎太郎さんから感じたまちづくりの考え方』でも書いたように、楽しくなければ自分が楽しいことを作っちゃえばいいということ改めて実感した。
今回は、僕たちがどんな風に楽しんだかを実況してみる。
知りたいこと
始まり、プロローグ
コトの始まりはFacebook。
「ピコン!」という音と共に「復活、かまくら作って熊鍋食べよっ in五箇山」なるイベントの招待が、いつも楽しいイベントをやってる友人から届いた。
「久しぶりに話したいな」と思ったのと、「熊鍋食ったことないから食いたい」ってのと「久しぶりにかまくら作りたいかも」という思いに、強烈に引きこまれた。
5日ほど返事を寝かせて、「このタイミングじゃないと熊鍋食べれんな」と思って参加を決意した。
場所は「道の駅たいら」通称「五箇山和紙の里」、なんとなく近いと思っていたけど調べたらめっちゃ遠い…!!
しかも雪だし、これは自分で運転したくない….
ということで、夜勤明けの友人Mを召喚して運転をお任せしたw
かまくら作り
「12時から熊鍋だから適当に来て!」と言われてたので、僕らは11時頃到着予定で向かった。主催のみんなは9時には集まっていたようだ。
道の駅たいらに向かう途中で電話がかかってきた。
「何時頃来る?ちゃんと1個残しといたから!」と、今回誘ってくれた友人Kから謎の言葉を放たれた。
「熊鍋1個残しといたってこと?
あれっ!?一人連れてくって言ってたよね?
まぁ、どうでもいいか。」
ということで現地に向かった。
現地について、友人Kに挨拶すると唐突にこんなことを告げられた。
「2人であそこにかまくら1個作ってね!」
えっ!?マジで!?
みんなでかまくら作ってて、それをちょっと手伝って熊鍋食べればいいと思っとったんやけどー!!!
ということで、11時から本気のかまくら作りが始まった。
最初はこの状態。積雪は1mほどだ。
とりあえず2人で必死に雪をかき集める!
2時間弱でなんとかこの状態までもってった。でも普通の形じゃ、出遅れた俺らはみんなに敵わん!
なのでサクラダファミリアを意識して、バロック式で神に一番近くなるように高さで一位を目指した。それが功をそうしたのか、自分でも結構納得のいく出来栄えに仕上がった。
周りからは、「栗きんとん」やら「スライムやら」言われたが、
「これはバロック式のジェラートだ!」
…
.
ここまで本気でかまくらを作ったのは小学校以来、結構アツく楽しんで作れた。
熊鍋
そんな頃にお目当の熊鍋が出来上がった。
漫画「はじめの一歩」で熊鍋の存在を知ってから、一度食べてみたいと思っていた熊鍋。
とうとう人生で初めて食す瞬間がやってきた。
めちゃくちゃ美味そうな匂いだ。
肉を見る限り、熊的な要素は全く感じられない。これは本当に熊なのか…?
参加者みんなで輪になって熊鍋を食べる。
一口食してみると、ちょっとクセがあって柔らかくて脂が多い。でも食べたことのない味で、結構ハマる。
これはいい!食べてよかった。今日来てよかった☆
軽く3時間以上煮込んで、ここまでの味にしてくれた方に感謝。
そり遊び
参加者の子供が近くの雪山でそり遊びをしていた。
そりなんていつ以来滑ってないだろう?
アダルトチルドレンな僕としては、ここは滑るしかない!
子供に「そり貸してよ」って頼むw
そして結構急な斜面だったので、子供に感想を聞いて指導を頼む。
そりの世界に年齢の差は関係ないのだ。
実際に滑ってみると…. 面白い♪
というか、大人が続々と集まってきて大人が4~5人滑った後で、子供が滑る状態w
なんかいいじゃないか、大人だって遊びたいんだ。
さらに急な斜面を見つけて、もはや大人が一番楽しんで遊びだすw
いいじゃないか、自分の心に素直になってやりたいことをやろうじゃないか!
本気で遊ぶ大人の姿に、子供たちの視線も釘付けだ。
かまくらをぶっ壊す!
十分そり遊びを楽しんだ後は、後片付け。
作ったかまくらを放置したままにすると、雪が溶けて潰れたりしたら危ないからね。
安全を考えて、ちゃんとぶっ壊す!
僕たち一応大人ですからね、そういうところはちゃんとしますよ。
写真を見たらわかるでしょ?すごく大人びた感じのかまくら撤去。
かまくらの上に人を乗せて、ジェンガ的に周りを壊していったりするようなことは決してしないよ。
子供が真似しちゃ危ないからね☆
帰りは温泉ゆ〜楽へ
手袋はビショビショ、長靴もちょっと染み込んできてたので、帰りは温泉へ。
『新五箇山温泉・南砺市平ふれあい温泉センター ゆ~楽』は、庄川の祖山ダム湖の水と山の富山ならではの絶景が楽しめる、贅沢温泉だった。
僕たち大人ですから、わざわざ五箇山まで来たからにはタダでは帰りません。
まとめ
さぁ、どうだっただろうか?
雪しかない「道の駅たいら」と見るのか、雪という遊び道具しかない「道の駅たいら」と見るのか?
大人になって本気で遊ぶと、子供には出せない思いがけないエネルギーが生まれる。
変な一体感が生まれる。
ちなみに今回のメンバーで、知り合いは誘ってくれた友人Kだけだったのだが、なんだかんだで大勢の人と話をすることができた。
この得体の知れない大人のエネルギーって、まちづくりとか地域活性化とか、そういったものに繋がっていくのではないだろうか?
大人も子供も一緒になって本気で遊んでみると、なにか新しい景色が見えてくるのではないだろうか?
本気で遊びたいあなたのために、
富山で楽しむ『えんとつ町のプペル展と西野亮廣のトークショー』を今年の7月に開催するよ☆
夏の暑さの中、一緒になって本気で遊ぼう!
あわせて読みたい