富山県民会館で開催されている古代アンデス文明展!行ってきた体験レポート☆ リアルなミイラが3体も…
2018年12月21日(金)~2019年2月17日(日)までの約2ヶ月間開催される「古代アンデス展 富山会場」。
入口の作りなどは、2017年1月に行われた「黄金のファラオと大ピラミッド展 富山」と同様。中の展示や音声ガイドはどうなっているのだろうか?
古代アンデス文明展 富山会場を見てきたので、実際にわかったことを体験レポート☆ 行く前の参考にしてほしい。
アンデス展の簡単なまとめ
- 写真撮影はミイラ以外OK!
- 音声ガイドはスマホとタブレット
- 文化毎に動画と展示物がある
- 最後は大スクリーンでのアンデスの映像
- グッズショップは観覧者のみ
- 県民会館の駐車場は1時間無料
ミイラ以外ほとんどの作品が写真撮影可能なのは、嬉しいポイント☆
数えた限り展示品が143点ほど、動画が9本ほど見られる。
説明文を全部読んで写真を撮ったりしていたら、気づいたら2時間半経ってたw さらっと見れば1時間で見られるボリュームだと思われる。
駐車場
県民会館の駐車場は、ロビーの事前精算機にチケットを通せば1時間は無料。
その後は1時間毎に320円、以降は30分おきに110円。
音声ガイドとプレゼント
音声ガイドは500円。
マルチメディアガイドということで、普通のラジオみたいなものではなくスマホとタブレット!
スマホは首から下げれるケース付き。タブレットは画面は大きくて見やすいけど、両手で持たないといけないサイズ。
マルチメディアガイドを借りるとクイズラリーにも挑戦できる。正解するとマチュピチュのドローン映像などの特典映像が見られる☆
ミイラ3体と頭蓋骨4つがリアル
僕がミイラに目覚めたのは、エジプトの博物館のミイラ室に入ってから。何分見てても飽きなかったw
今回の古代アンデス文明展の最後のブースには、3体のミイラと4つの頭蓋骨が展示されている。正直これだけでも、好きな人には価値があるんじゃないかなぁ?
だって、大昔動いていたナマの身体が目の前にあるんだよ? 皮膚はないけど、爪や髪や歯はそのままの形で残ってる。これってすごいロマンなんじゃない?
尖頭(穴を開けた頭蓋骨)や扁平頭蓋なんかも、凄いよね。頭蓋骨って穴開けても大丈夫なんだ?そして、強制的に頭の形も変えられるんだ?って興味が尽きない…w
展示物の内容一覧
古代アンデス文明 富山会場の展示は、基本的にそれぞれの文化毎の時系列順になっている。
基本的にはそれぞれに1~3分ほどの動画と、展示品が何点かずつ展示してあり、途中に文明や地図などの説明が入る。
- カラル
- チャビン
- モチェ
- ナスカ
- ティワナク
- ワリ
- シカン
- チムー
- インカ
- 身体から見たアンデス文明
- アンデス文明の映像
展示物だけじゃなく、動画と説明も全部読んでくと僕みたいに2時間以上はかかる。
それぞれの文化とマップが書かれた案内版。文章が難しくてなかなか頭に入ってこんw
カラル
最初の入口の部分に動画2つと展示が1つ飾ってある。
「カラル」エリアには、動画1つと7つの展示物。
骨製の笛や小型の人像などが可愛らしい。
チャビン
「チャビン」エリアには、動画1つと15の展示物。
オベリスクの展示があるんだけど、描かれている図柄の説明が新鮮だった。
モチェ
「モチェ」エリアには、動画1つと23の展示物。
人の顔を表現した肖像土器などが面白い。
ナスカ
「ナスカ」エリアには、動画1つと24の展示物。
ナスカの地上絵などを説明した動画などが面白い。
ティワナク
「ティワナク文化」エリアには、動画1つと29の展示物。
黒色玄武岩製のチャチャプマ彫像や、金の儀式用装身具などが興味深い。
ワリ
「ワリ文化」エリアには、17の展示物。
土製のリャマ像や様々な巨大な土器類が面白い。
シカン
「シカン文化」エリアには、動画1つと24の展示物。
シカンの金属精錬技術を使った金属製品の展示が興味深い。
チムー
「チムー」エリアには、動画1つと4つの展示物。
木製の葬送行列のミニチュア模型が可愛らしい。
インカ
「インカ」エリアには、動画1つと6つの展示物。
首都クスコのあるインカ帝国は、黄金の帝国と呼ばれているが、金の遺物がほとんど残っていない。
スペインの征服者フランシスコ・ピサロなどによりそのほとんどが略奪されてしまったからだ。その時のインカ帝国の戦い方などの読み物は興味深い。
身体から見たアンデス文明
「身体から見たアンデス文明」のエリアからは写真撮影禁止!
開頭術や頭蓋穿孔、変形頭蓋やミイラなどのリアルな展示物があるエリア。展示点数が多いわけではないが、一見の価値はある。
アンデス文明の映像
一番最後にあるのは、アンデス文明の10分弱の映像。
今までの動画と違い大きいスクリーンに映し出されるので、より迫力のある映像が見られる。
空中都市マチュピチュやウユニ塩湖、ナスカの地上絵といったアンデス文明のエリアに行きたくなる☆
古代アンデス文明展のグッズコーナー
展示の最後はグッズコーナー。
ここは古代アンデス文明展を見た人しか入れないようになっている。そこがほぼ同時期ガラス美術館で開催している「ジブリの大博覧会」との違いだ。
アンデスっぽい被り物などと一緒に写真撮影ができるフォトブース。
アンデスっぽい色使いのコインケースなどの小物は、結構可愛らしい☆
海外でよく見かけるような好きな文字を刻印できる記念メダル!
なんか気になって買っちゃった「インカコーラ」w
冷やした方が美味いらしいので、まだ飲んでないけど…。
古代アンデス文明展 富山|イベント内容
2018年12月21日〜2019年2月17日まで、富山県民会館で開催された「古代アンデス文明展」!
富山県民会館での古代系のイベントといえば、2017年1月に開催された「黄金のファラオと大ピラミッド展 富山」を思い出す。入場者は相当数になり成功だったという噂は耳にする。
僕も実際に行ってみたのだが、100点以上の展示と4Kシアターなどで満足度は高かった。
当然、今回の「古代アンデス文明展」も気になる!!
ということで、展示内容や入場料金などちょっと調べてまとめてみた。
古代アンデス文明ってどこ?
引用:東京の古代アンデス文明展
古代アンデス文明ってどこの文明やっけ?とちょっと不安に思ったので調べてみた。
古代アンデス文明とは
1532年のスペイン人(白人)によるインカ帝国征服以前に、現在の南米大陸、ペルーを中心とする太平洋沿岸地帯およびペルーからボリビアへつながるアンデス中央高地に存在した文明。
ナスカの地上絵や、マチュピチュ、インカ帝国などがそれに当たるようだ。細かくいうと色々と違うっぽいけど、おそらく大きく外れてはいないはず…。
昔遊んでたニンテンドー64のゲーム「007」であった、アステカってステージがなぜかすぐ思い浮かぶw
古代アンデス文明展|展示内容
引用:古代アンデス文明展 富山
古代アンデス文明展では、「アンデス文明をめぐる10の謎」という形で展示が行われるようだ。
- 謎1.中南米産の野菜が世界の料理を変えた
- 謎2.アンデス文明はなぜ「石の文明」と言われるのか?
- 謎3.地上絵は何のために描かれたのか?
- 謎4.車輪の謎、土器の謎とは?
- 謎5.インカ帝国を準備したワリ文化?
- 謎6.黄金文化を生み出したアンデス文明とは?
- 謎7.貨幣も市場もない文明?
- 謎8.文字のない文化のなか、人々はどのように情報を記録したのか?
- 謎9.アンデスの人々は「世界」をどのようにとらえていたのか?
- 謎10.ミイラはなぜ作られたのか?
この項目を眺めているだけでも、なんだかワクワク感が起ってくる。
何だろうねこれはw 今や探検し尽くされた地球の中で、過去の謎を追い求めるのが冒険であるような感覚なのかな?
古代アンデス文明展|関連イベント
富山県民会館での古代アンデス展の開催期間中、特定の日に特別なイベントが開催される。
とりあえず現時点では、次のような企画があるようだ。日にちなどの詳細は、決まり次第「古代アンデス文明展公式HP」で発表される。
開催記念講演会「古代アンデス文明 その誕生から滅亡まで」
講師:篠田謙一氏(本展監修者/国立科学博物館 副館長 兼 人類研究部長)
開催日:2018年12月22日(土)
アンデス民謡ミニコンサート
『コンドルは飛んで行く』『花祭り』などフォルクローレの名曲を楽しんでいただくミニコンサートを開催。
学芸員によるギャラリートーク
古代アンデス文明をめぐる10の謎を分かりやすく解説!
※開催日時等は、決定次第掲載いたします。
古代アンデス文明展|入場チケット
古代アンデス文明展の入場チケットの販売開始は、2018年10月1日(月)。すでに販売している。
必ず行くって人は、前売だと200円お得なので早めに購入しておいた方がいい。
入場料金
一般・大学生 | 1500円 (前売1300円) |
小中高校生 | 1000円 (前売800円) |
20人以上での購入は団体割引で前売料金になる。
チケット購入方法
チケットは富山県内の様々な場所で購入できる。
ローソンやセブンイレブンなどで購入する場合は多少手数料がかかる。県民会館など現地に買いに行くのが遠いって人は利用するメリットかあるかも。
県民会館にすぐ行ける人は、現地に買いに行った方が安い。
- チケットぴあ(セブンイレブンほか、Pコード:769-315)
- ローソンチケット(Lコード:51384)
- アーツナビ(富山県民会館、富山県教育文化会館、富山県高岡文化ホール、新川文化ホール)
- 富山大和
- 北日本新聞プレイガイド
- セブンチケット
県民会館で購入してみた
県民会館の近くに行く用事があったので、ついでに買ってきた。
1階の中央にある富山県民会館の受付で購入することができる。
クレジットカード払いもOKだった☆ ただし購入後のキャンセルや、紛失した場合の保証などはないので注意!
中央付近にある駐車場の事前精算機に駐車券を入れれば、1時間まで無料☆
展示会に来場したときだけでなく、前売券を買いに来たときも1時間無料で利用できるのでありがたい。
古代アンデス文明展|口コミレビュー
以前に開催されていた東京や名古屋でのツイートを検索してみた。
どうやらほとんどの展示品が撮影可能な様子!これは、SNSやブログにもあげやすいので助かる♪ 宣伝にもなるよね。
またアンデスっぽいすごい綺麗な柄のマスキングテープなどの販売もある様子。グッズ販売コーナーも期待が持てる☆
古代アンデス文明展@名古屋市博物館
器に動物やおじさんがくっついてる率が非常に高くて、たいへんツボりました。古代アンデス人のみなさん最高やないですか…。
ほとんどの展示品が撮影可。ありがとう…(*´ω`*)#古代アンデス文明展 pic.twitter.com/4HYfpmLrOd— tsubame (@tsubame22) 2018年11月2日
「古代アンデス文明展」会場にてPavilioコラボテープが発売中! ノートやメッセージカードも。国立科学博物館2月18日までです。#古代アンデス文明展 pic.twitter.com/KlhY3F8ijn
— Pavilio (@Pavilio_LT) 2018年1月12日
富山県民会館の開催場所と駐車場
古代アンデス文明展は、富山市の富山県民会館で開催される。
富山県民会館の駐車場は次の通り。
最初の1時間は320円
以降30分ごとに110円
利用時間は8:00から22:30まで。22:30を過ぎると8:00まで出庫できなくなるので注意。
富山県民会館内にある「料金事前精算機」で精算すれば1時間分の料金は無料になる☆県民会館の駐車場を利用した場合は忘れずに利用しよう。
そこまで広い駐車場ではないので、混雑時は列になっていることもある。その場合はひたすら待つか、有料駐車場に停めるかのどちらかになる。
富山県民会館周辺の駐車場については、次の記事が参考になるはずだ。
イベント詳細
日程 | 12/21(金)〜2/17(日) |
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時間 | 平日 9:00~16:30 土日祝 9:00~17:00 ※最終入場は閉館30分前 |
場所 | 富山県民会館美術館 |
料金 | 一般・大学生1500円(前売1300円) 小中高校生1000円(前売800円) |
問合せ先 | TEL:076-444-8888 |
住所 | 富山市新総曲輪4-18 |
まとめ
12/21(金)~2/17(日)まで、富山市の県民会館で開催されている「古代アンデス文明展 富山」。
歴史好きやミイラ好きは結構楽しめるイベントなんじゃないだろうか?
もう一回簡単に要点をまとめておくと次の通り!
- 写真撮影はミイラ以外OK!
- 音声ガイドはスマホとタブレット
- 文化毎に動画と展示物がある
- 最後は大スクリーンでのアンデスの映像
- グッズショップは観覧者のみ
- 県民会館の駐車場は1時間無料
ゆったり見るときは、ちょっと駐車場代がかかっちゃうので注意☆