5月に越中八尾ベースおやつの美人女将 原井紗友里さんの案内で、普通とは違った濃厚な八尾町観光旅行をした!
ゴールデンウィークに東京と京都から友達がやってきて、どこを案内すればよいかちょっと困っていた。
そんなときに「八尾がいいですよ」と女将直々に言われたので、八尾に観光に行ってきた☆
越中八尾は4年ほど前から「おわら風の盆」の時期だけ通っていたし、NHK「鶴瓶の家族に乾杯」で紹介された時も見ていたが、それ以外の時期はそこまでよく知らない…。
個人で勝手に観光に行くのではなく、越中八尾ベースおやつという施設を拠点とするだけで、普通は味わえないような人との出会いが生まれる。
越中八尾観光旅行体験記事の概要
今回の越中八尾観光旅行は、次のような感じだった。
- 八尾ベースOYATSU
- 日本の道100選&日本の音100選
- 八尾町道諏訪町本通り
- 若宮八幡社
- 城ヶ山公園
- タケノコ掘り
- 専能寺(せんのっさま)
-
長江屋豆腐店
- 八尾ベースOYATSUで食事
それぞれの場所での体験をちょっとまとめてみた。
越中八尾へ観光旅行へ行く人は参考にしてね☆
越中八尾ベースおやつに「家族に乾杯」で鶴瓶さんが来た
越中八尾ベースおやつは、NHK「鶴瓶の家族に乾杯」で鶴瓶さんが訪れた場所。
僕たちが八尾観光へ行った日、越中八尾ベースおやつの入り口にはめっちゃでかい花が飾ってあった。
送り主は、なんと鶴瓶さん!
女将の原井さゆりさんが「突然すごく大きなダンボールが届いてビックリした。鶴瓶さんからもわざわざ電話があった」と話していた。
女将の原井さん曰く、
NHK「鶴瓶の家族に乾杯」の放送後から問い合わせがかなり増えたようだ。
さらに、タンスに眠っている着物を送ってくれる人がめちゃんこ増えたらしい!!
施設の2階の部屋は、全国から送られてきた着物で埋め尽くされていた…。
ちなみに越中八尾ベースおやつでは、これらの着物を来て町歩きもできる☆
越中八尾ベースおやつから八尾観光スタート!
越中八尾ベースおやつは、八尾の観光を楽しむ拠点(ベース)になる一棟貸しのゲストハウスで宿泊も可能。
女将の原井紗友里さんが代表を務め、宿泊や食事、着物や和紙や三味線などの体験もできる☆
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越中八尾ベースおやつ
事前に伝えていた午前11時に訪ねると、早速本日のルートを説明してくれた。
八尾ベースおやつに来ていた人(実は知り合いだったw)も混ざって一緒にお話。話題は「タケノコ掘り」になり、「じゃあタケノコ掘りやろうか!」みたいなノリで、サクサクとその日やることがその場のアドリブで決まったw
日本の道100選と日本の音100選
まずはNHKの鶴瓶の家族に乾杯で、女将の原井さんが鶴瓶さんに出会った自称「鶴瓶ロード」を通って、日本の道100選に選ばれている八尾町諏訪町通りへ!
僕はおわら風の盆で夜の八尾町へは来たことがあるが、日中に来たのは初めて。確かに綺麗な道だけど、ぼんぼりで彩られたおわら風の盆のときの諏訪町通りにはさすがに負けるなと正直思った…w
日本の道100選に選ばれている八尾町道諏訪町本通りを歩いていると、水の音が聞こえる。
この道は「日本の音風景100選」にも選ばれているらしい。
雪が多く降る富山県で、どかした雪を溝に流すための溝の水の音。越中八尾では雪よけのことを雪流しと呼ばれる。
大量の水が溝を流れる音は、涼しさを感じた。
蚕を奉る「若宮八幡宮」へ
日本の道100選に選ばれている八尾町道諏訪町本通りを5分ほど歩いてたどり着いたのは、若宮八幡社。
ここは別名「蚕宮(かいこぐう)」とも呼ばれているようで、蚕が祀られている!
写真を見ても分かる通り、苔がいい感じに生えていてとても雰囲気のある神社だ☆
若宮八幡社の隠れ
この若宮八幡社には、隠れ蚕が3匹いるらしいと説明された。
まずは上の水汲み場。水の出るところが蚕の形になっていて、水が溜まる所は蚕の繭になっている。
2個目は、鳥居に飾ってある八幡社の文字の部分。
「八」の文字が向かい合う蚕になっている!
3個目は、写真を撮り忘れたので自力で探してみよう♪
越中八尾の城ヶ山
若宮八幡社の横の道から、城ヶ山(じょうがやま)に登った。
話には聞いて知ってはいたが、まだ一度も来たことがなかった山。5月のこの時期は綺麗な花が咲いていた☆
5~6分ほど登ると鶴瓶さんが腰かけた椅子を発見!
そこからもう少し登ると、綺麗に整備された城ヶ山公園に到着☆
まさか山の上にここまで綺麗な公園があるとは想像していなかった。置かれている遊具も新しい!
八尾の城が山公園には、普賢象桜(ふげんぞうさくら)もあった。
普賢象桜は、花の中から2本の緑色のおしべが出ている。その様子が普賢菩薩の乗る白い象の鼻や牙を思わせるところから名付けられ、京都などで有名な桜らしい!
八尾の城ヶ山公園では、すごく雰囲気のある景色も楽しめる!
城ヶ山は階段でしかいけないと思っていたが、若宮八幡社の横の道からは車でも登ることができる。車で登れるなら天気のいい日に子どもを連れて遊びに来ても楽しいと思う。
歩こう会の年配の方がたくさん来ていて、城ヶ山はまさかのかなりの人口密度だったw
城ヶ山でタケノコ掘り
城ヶ山公園へ向かう途中、管理棟でクワをもらって、整備された広場から少し奥に入ったところでタケノコ掘り開始!
八尾ベースおやつの前でアドリブで決まったのに、電話一本でいろいろな人が手を貸してくれる。
電話でわざわざ来てくれた城ヶ山公園の管理人(たぶん)の、ヒゲの似合うおっちゃんがすぐにタケノコを発見!
素人の僕らは全然分からないようなタケノコを即座に見つける。これはもうプロの技w
僕はタケノコ掘りをしたことがなかったけど、まずは東京から来た友人に譲る。
意外とコツがいるようだ。斜面に生えてるタケノコを掘るのは結構難しそう…
でも
見事ゲット!
着物と下駄で山に入って来た越中八尾ベースおやつの女将の原井紗友里さんとタケノコの図w
次にタケノコを見つけたら自分の番だと思っていたが、もう見つからなかった…w
最初すぐ見つかってそのあとは見つからんパターン…
おっちゃんの話だと「時期的に少し早いから」ということだ。
タケノコ掘りなんて誰か知り合いがいないとできない体験。まさか越中八尾で初体験できるとは思わんかったw
八尾の専能寺(せんのっさま)
タケノコ掘りの途中で越中八尾ベースおやつの女将 原井紗友里さんは、他の仕事のためにおやつに帰宅。
一緒に案内してくれていたワイルドな男性(途中で知り合いだと気づいたw)が、残りの八尾ツアーを案内してくれた。
外見は普通の寺にしか見えない八尾の専能寺。せんのっさまと呼ばれているようだ。
中に入って見てビックリした…
突然お邪魔したにも関わらず、住職が丁寧に説明してくれた。
現在では八尾で唯一の輪島塗の技法を伝える柴田漆器店の柴田さんが、漆塗りと金箔の施行。
金箔を貼る前に、漆を何層も塗っていかなくてはいけない大変な作業。天井などは取り外して塗ることもできないので、かなり大変な作業だ。
全て仕上げるのに約4年かかっているとのこと…。
専能寺の天井には型染めの八尾和紙が施されている。
この模様は輪宝紋と呼ばれ、専能寺の寺紋。名前は忘れてしまったが、偉大な職人の遺作らしい。
和紙を切り抜いたようなに見えるほど、しっかりと染め上げられている。
長江屋豆腐店でツマミ食い
越中八尾の街中にある「長江屋豆腐店」に立ち寄ってみた。
手頃なサイズの豆腐があったので、ノーマルと抹茶を購入。
みんなでつまみ食いw
八尾ベースおやつの可愛い若女将
コアな八尾観光を終えて、八尾ベースおやつへ戻ると可愛らしい若女将がお手伝いをしていた☆
原井さんの友達の子ども(小学生)が、「手伝いたい」と言ってきたので手伝ってもらっているらしい。
浴衣?がすごく似合って可愛らしかった!
自分から手伝いたいと手をあげる行動力、将来が楽しみな存在。
八尾ベースおやつで食事&休憩
動き回って、お腹も空いたので八尾ベースおやつで食事。
OYATSU特製えごまカレーぷれーと(1200円)と自家製ふんわりシフォンケーキ+お好きなドリンク(900円)を注文。
選べるドリンクは抹茶ラテをチョイス!
座りたくなる、縁側の椅子とテーブル…。
越中八尾ベースOYATSUの中は、すごく雰囲気がある。
庭の景色と窓際に置かれた机とテーブルはめっちゃおしゃれ。ちょっとした日本庭園になっているので、抹茶が風景にマッチする。
そしてすごくいい風が吹きこんでくるので、めちゃんこ気持ちいい☆
僕たちは畳の席でご飯を食べたのだが、すっかりくつろいでしまったw
ちなみにリビングスペースもかなり雰囲気がある。
八尾ベースおやつのメニュー
COFFEE | |
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蔵のブレンド まろやか(HOT) | 500 |
蔵のブレンド かろやか(HOT) | 600 |
本日のアイス珈琲(COLD) | 600 |
SOFT DRINK | |
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ジンジャエール(COLD) | 500 |
オレンジジンジャー(COLD) | 500 |
抹茶ラテ(HOT) | 500 |
ほうじ茶ラテ(HOT) | 600 |
WEEKEND MEAL | |
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OYATSU特製えごまカレーぷれーと | 1200 |
自家製ふんわりシフォンケーキ+お好きなドリンク | 900 |
八尾ベースおやつで日本酒
完全にくつろぎモードに入ったので、呑みますw
八尾に2つある日本酒の蔵、福鶴酒造と玉旭酒造。それぞれの純米酒を味わうことができる。
1杯(一合)が600円。飲み比べ3種類は1500円だ。
【福鶴酒造のメニュー】
- 風の盆(純米吟醸)
- 風の盆(有機純米酒)
- 八王(生純米原酒)
玉旭酒造のメニュー
・DESPERADO(純米無濾過生原酒)
・SILVER(純米吟醸)
・山吹(濃醸純米酒)
僕はDESPERADO(デスペラード)が美味しかったが、友達は八王(やつおう)が美味いと言っていた。
八尾や富山の日本酒の種類については、下にピックアップした記事が参考になる。
あわせて読みたい
酒のツマミはホタルイカ
日本酒のおつまみは、富山の名物ホタルイカの昆布〆。
富山は昆布の消費量日本一なだけあって、魚もホタルイカも山菜も昆布〆にしちゃうw これが美味い!
酒に合いすぎて、日本酒一合をあっさりと呑んでしまった…w
ホタルイカは富山ではかなり有名で、「ホタルイカの身投げ」という現象を見に県外からも多くの観光客が集まる。
参考【ホタルイカ身投げ情報】富山県内オススメの場所、時期や道具など完全まとめ!
越中八尾ベースおやつのBGM
越中八尾ベースおやつのBGMは、ジャズ!
すごく落ち着いてリラックスできる音楽が流れていたので、どんな音響なのかを見てみるとレコードだった!?
昔は家にあったけどすごく久しぶりに見た☆
実際にレコードで音楽を鳴らしているこだわりがすごい…。
越中八尾ベースおやつへのアクセス
まとめ
越中八尾ベースOYATSUを拠点として、日帰り八尾観光を満喫した☆
富山県内の観光。時間があれば、立山や宇奈月、五箇山といったメジャーどころにいけるが、7時間くらいだとちょっと厳しいのが現状…。
おわら風の盆で有名な越中八尾は、全然余裕で日帰り観光ができる立地にある。
そして「メジャーどころはいかにも定番で好きではない」という人も、越中八尾の観光ツアーは絶対にありだと思う。八尾ベースおやつを拠点とすることで、とても面白い体験ができるからだ。
今回の八尾観光では、タケノコ掘りのおっちゃんや、歩こう会の人や、専能寺の住職、豆腐屋のおばちゃん、小学生の若女将に八尾ベースの女将原井さんなど、本当に様々な人と関われた。
富山のメジャーな観光スポットもいいけど、人や歴史に触れる観光は一味違った味わいと特別な体験が得られてめっちゃ楽しい!
八尾は山元食堂や桂樹舎、禅寺坂などまだまだ見所がある。「おわら風の盆」になるとガラッと雰囲気が変わるし、「越中八尾曳山祭」でもまた全然違う八尾が見られる。
八尾観光の参考記事
まだ行ったことがない人は、ぜひ一度訪れてみてほしい!
細かい観光プランはいらない。越中八尾ベースおやつを訪ねれば何かが始まる。
越中八尾おやつベースは一棟貸しのゲストハウスで貸切も可能なので、大勢で宿泊するのもあり!予約サイトを覗いてみてほしい。
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越中八尾ベースおやつ
さらにもっと知りたい人は、実際に越中八尾ベースOYATSUに宿泊したときの体験記事もあるので参考にしてね☆