- 富山県砺波市の散居村の夕日はどこで見れるの?
- 夕陽が見られる時間は?何時頃がいいの?
- 散居村展望台の駐車場などを教えて!
- 激混みらしいけど、穴場スポットはないの?
散居村の夕焼けは数回実際に見に行っているので、体験談をもとにこれらの疑問にお答えします
見に行って失敗したくない人は、ぜひ記事を読んでみてください。
砺波の散居村は、全国的にも有名。特に春のゴールデンウィークの時期は、田んぼにはられた水に夕陽が映り込み絶景となります。
写真を撮りにくるカメラマンなどで大混雑するほどの人気!
この記事を読むと、散居村展望台や展望広場へまだ行ったことがない人でも快適に楽しめるようになります。
砺波平野の散居村の夕焼けを実際に見に行って分かった「シーズン」「時間帯」「人気スポット」「穴場スポット」などをまとめてみました!
砺波散居村の夕焼け|綺麗な時期
砺波平野の田んぼに夕日が映る絶景が見られるシーズンは、4月下旬から5月2週目くらいまでです。
いつの時期でも見られる景色ではないので注意しましょう。
田んぼに水が張ってあって稲がまだ成長していない時期でないと、夕陽が綺麗に反射せんからなぁ
その他の季節でも散居村の景色は見られますが、一番観光客が集まるのは田んぼに夕日が反射する上記の季節です。
砺波散居村の夕焼け|時間毎の景色
砺波散居村の夕焼けの様子は、時間によって変わります。
4月下旬頃の日入のり時間はだいたい毎年18:40頃なので、少なくともその時間の前には現地に到着しておきましょう!
夕日は数分単位で位置が変わるので、見逃さないためには準備が必須!
今回の記事の写真を撮影しに行ったのは2018年の4月29日なので、時期や時間帯の参考にしてください。
18時くらいから一番手前の田んぼに夕陽が写りだし、それが徐々に奥に移動していって最後には山の向こうに沈みます。
その間は、約1時間ほどなのでシャッターチャンスを逃さないように
次のサイトを見ると、日の入り時刻や方角がよく分かるのでオススメです。
時間毎の夕日の様子
時間毎に夕日がどんな風に変化していくか、どこらへんの田んぼに映るかを写真と時間毎にザックリとまとめてみました!
iPhoneの撮影で色味が写真毎に違いますが、夕日や夕日が映る田んぼの位置などの参考にはなるはずです。
砺波散居村の夕焼けを見にいくときの時間帯の参考にしてください。
結論からいうと、18時から18時半頃までの約30分が砺波平野の散居村の夕焼けが綺麗に見える時間帯です。
これは17:27の様子。
軽く夕暮れっぽくはありますが、田んぼには夕陽が全く映り込んでいません。
この写真を撮影したのが、18:02。
この写真の撮影時間は、18:12頃。
空と山の境で白く光っているのは、日本海です。
この写真の撮影時間は、18:23頃。
数十分で夕陽が一気に沈んでいき、田んぼに映った夕陽が奥に移っていくことがよく分かります。
これは展望広場に場所を移動して18:39頃に撮った写真です。
上記4枚の写真を見比べると、太陽の位置と散居村の田んぼに映った夕陽の場所の変化が見えてきますね
砺波散居村の夕焼け|4つの展望スポット
砺波の散居村の展望スポットは次の4つです。
- 散居村展望台(433m)
- 展望広場(434m)
- 鉢伏山頂(510m)
- 夢の平スキー場・コスモス荘
全てのスポットを周ってみましたが、夢の平スキー場のコスモス荘の駐車場などからは夕陽は見れませんでした…
散居村展望台、展望広場、鉢伏山の順番に詳細を紹介していきます。
散居村展望台|駐車場と混み具合
砺波市の散居村展望台は、こんな建造物です。
山の中に、砺波の散居村の景色がよく見えるようにわざわざ建設されたもの。
夢の平のコスモス荘から車で走ってくると、このような看板が立っているのですぐ分かるはずです!
いきなり展望台があるわけではなく、階段を100段くらい登ったところに建てられています。
階段を結構登った高台に建てられた展望台なので、周りの木々に視界を遮られることなく散居村を見渡すことができるのがポイント!
散居村展望台の駐車場
散居村展望台には駐車場もしっかりと用意されています。
しかしこの写真からも分かる通り、散居村の夕焼けが見られるゴールデンウィークなどのシーズンは満車の可能性が高いです…
運よく誰かが移動したから、駐車できるという状況だった…
ちなみにこの写真は16:52の駐車場の様子です。
夕焼けのベストタイムである18時の1時間前くらいから、このくらいの人が集まっています。
確実に車を駐車したい場合は、かなり早くから来ていないといけません
散居村展望台の頂上の様子と混み具合
砺波市の散居村展望台の一番上は25㎡ほどのスペースがあって、無料の双眼鏡も用意されています。
双眼鏡では絶対に太陽を見たらあかんぞ!子どもがいる場合は特に注意!!マジで失明するぞ…
この散居村展望台はかなり高いところから散居村の景色を見渡せますが、唯一のデメリットは狭いってことです…
一番先頭で横に並べるのは5人くらい…
しかも気合いの入ったカメラマンや写真家は、三脚で場所取りをしているので相当早く来ないとイイ場所は取れません。
展望広場|駐車場と混み具合
先ほどの散居村広場から車で数分行ったところにあるのが、展望広場です。
展望広場は、散居村展望台とは違って周りがひらけていて広いので大勢の人が夕焼けを見られます。
ただしココも眺めのいい場所は、カメラマンや写真家達の三脚で押さえられているのは変わりません。
この展望広場は、広場だけでなく道路からも十分景色が見られるのでガチで最高の場所から撮りたい人でなければ混んでいても問題なく景色を見られるはずです!
ちなみにこれは17:03の状況。
散居村の夕焼けが一番よく見える場所には、三脚が立ち並んで場所取りされてるな…
何時から場所取ってるのか聞けば良かったなぁ…
この写真は帰り際の18:39に展望広場周辺の道路から撮った写真です。
散居村展望台のように高さはないけれど、ひらけているので夕陽の様子がよく見えるし普通に綺麗に写真を撮れます。
カメラマンや写真家でない一般人なら、これだけ見えれば十分な気がするわ☆
展望広場の混み具合
砺波平野散居村の絶景といえる夕焼けを見にくる人は、想像以上に多いです!
これは17:06の展望広場周辺の道路です。
この時間帯であれば、展望広場まで徒歩1~2分の距離に駐車できる可能性が高いです。
展望広場には広い駐車場がないので、ほとんどの人が路上駐車!
これは18:37の路上駐車してる車の様子です。
先ほどとあまり変化がないように見えますが、ここは展望広場から徒歩5分くらいの場所
それくらいの距離から展望広場まで、片側がずっと車で埋まってるほどの混み具合です…
ただ渋滞してるだけに見えがちやけど「路上駐車」で半分近く道が塞がってる状態だからなw
これは18:38の展望広場すぐ横の混雑の様子です。
夕焼けのピーク時間は過ぎてるのに、めちゃくちゃ人がいるな…
道の右側にも路上駐車の車が一杯…
帰り際だったんだけど、この混み具合は正直ビックリしました!
この時間帯は夕陽が田んぼに映りこむベストな時間帯ではないにも関わらずこの混み具合…
18時頃のベストタイム時は、これよりももっと混んでたと思うと恐ろしいな…
砺波散居村の絶景|鑑賞の穴場スポット
散居村の絶景を見るのに一番の穴場スポットは「鉢伏山 (はちぶせやま) の展望台」です。
ここは今回僕が行った砺波散居村の展望スポットの中で一番空いていました。
空いている上に標高が510mと高いので、砺波の散居村の夕焼けなどを見るには「鉢伏山」をオススメします。
ずっと「はちじょうやま」だと思ってた…
ちなみに、この写真は18:22頃の様子です。
散居村の夕日を見るには完全なベストタイムだったのですが、これだけの人数しかいませんでした!
これだけ空いてれば結構自由に写真を撮れますね
この記事のトップ画像などは、全てこの鉢伏山で撮影したものです。
鉢伏山が空いている理由
鉢伏山 (はちぶせやま) が、散居村展望台や展望広場に比べて混んでいないのにはワケがあります。
それは…
山だから!
ちょっとした山なので、車を降りてすぐに夕陽が見られるってわけではありません!
綺麗な景色を見るためとはいえ、山に登ってまで見ようと思う人は少ないからな
絶景スポットまで行くのが大変だから混みにくい。単純だけど明確な理由です。
この記事で紹介したとしてもほとんど混まんやろ、きっと!
でも、この鉢伏山。
「山」って名前が付いてるので最初から敬遠されがちですが、実は駐車場からは10~15分ほど歩くだけで到着します。
その時間登るだけでも嫌って人は展望広場などをオススメしますが、これくらいの時間だったら意外と歩いても良いと感じる人は多いのではないでしょうか?
「山というハードル」によって、鉢伏山は穴場的なスポットになっています。
駐車場の看板には、鉢伏山山頂展望台まで徒歩400mとの記載があります。
山頂までかかる時間から考えて「高さ」ではなく「道のり」なんだと思いますが、400mの割には遠く感じました。
登りだからかな…?
鉢伏山展望台の駐車場
鉢伏山展望台にも、しっかりと駐車場が設置されています。
これは18:34の状態。展望広場に比べると、ビックリするくらい空いていました。
8台しか駐車スペースがないのも、混まない理由なのかもしれない
でもこの駐車場以外にも路駐している人は結構いましたね
地元民しか知らない穴場絶景スポットが他にもあるんだろうなぁ…
鉢伏山山頂の様子
登ってみて初めてわかったのですが、鉢伏山の山頂は夢の平スキー場の頂上です。
リフトで来れれば楽なのですが、この時期この時間帯はストップしています。
日中は「せんだん山水仙そば祭り」でリフトが稼働してる日もありますが、18時過ぎまでここで待つのはしんどいし、車が置き去りになるのでリフトはオススメできません。
散居村の夕陽のベストタイムが来るまで、鉢伏山頂上を散策してみました。
鉢伏山頂には、鉢伏明神社の祈願絵馬についての立派でおしゃれな看板が立っています。
最初は物置かなんかだと思って看板にしか目がいきませんでしたが、すぐ横の三角の建物に格納された鉢伏明神社の社がありましたw
冬は雪が降るのでこんな三角の形になってるのだと思われる!
こんな風にガードされた社って珍しい気がしますね。
鉢伏明神社には鳥居もちゃんとあります!
鳥居と夕陽のコラボもなかなか綺麗☆
鉢伏山から歩いて降りている時に見えた夕陽です。
平野や田んぼは見えませんでしたが、木・鉄塔・山のコラボもなかなか綺麗でした。
スマホで夕日を撮影するときのコツ
スマホで夕焼けを綺麗に撮るのはなかなか難しいですよね?
僕は特にいいカメラを持ち歩いているわけではないので、やっぱり難しいです…
この記事の写真は、全部iPhone Xで撮影しました。
一眼レフカメラと望遠レンズがあればもっと綺麗に撮影できるのかもしれませんが、持ち歩くのが大変だし、今のところ写真にそこまで興味がわいていません。
iPhoneはかなり高クオリティの写真が撮れるし、動作もサクサクなので個人的には気に入っています。
僕みたいに「とりあえずスマホで気軽に写真撮影したい」って人も結構いると思うので、スマホで夕日を撮影してみて分かったコツなどを簡単に紹介します。
夕日の明るい箇所にピントを合わせる
スマホで普通に撮影すると、こんな感じで夕陽がぼやけてしまいます。
最初はこれがスマホの限界かと思っていましたが、ピントを変えることである程度解消できました!
夕日の光が一番強く白い部分を指でタップするだけです
iPhoneの場合、夕日の部分を指でタッチしてピントを合わせると、あれほどボヤけていた夕陽がここまでしっかり写りました。
好みもあると思いますが、こっちの方が綺麗ですよね?
iPhoneユーザーでも知らん人意外におりそう!
可能であれば柵や柱などに腕を密着させて、できる限りスマホを固定して撮影するとより綺麗に撮れます。
スマホ用のコンパクトな三脚などがあればもっといいんですけどね…
コスパの良い道具を使う
一眼レフは絶対に持ち歩かない自信があったので買えませんでしたが、もうちょっといい写真や動画を撮りたいなぁと思って「GoPro HERO7BLACK」を購入してしまいました。
まだ夕焼けは撮っていませんが、夜景と動画はかなり綺麗に撮れるのでめっちゃ気に入っています!
GoPro購入と共に小さい三脚も買ったのですが、ちゃんとしたのを買おうと検討中。
お金がなかったのでケチってたけど、スマホ三脚でさえあるのとないのでは写真の出来が全く違ってきます!
ちょっとでもいい写真を撮りたい人は2000円くらいのスマホ三脚一つ持っておくことを実感した身としてオススメします。
まとめ
砺波平野の散居村の夕焼けがよく見える、散居展望台や展望広場についてまとめてみました!
田んぼに映る夕日は想像以上に綺麗だったわ☆
散居村の絶景にも感動しましたが、それを見にくる観光客や写真撮影にくる人の多さにもビックリしました!
県外からも観光がてら来とんがだろーなぁ
薬師岳登山したときも思いましたが、富山県は街中より山に人がいますw
行きにくい場所でも人が集まってるってことは、富山の自然ってやっぱりいいんだろうなぁ…
砺波平野の散居村の夕焼けをまだ見に行ったことがない人は一度足を運んでみることをオススメします!
その他の季節も普通に綺麗だと思いますが、田んぼに夕陽が映り込む4月下旬〜5月上旬の時期が一番オススメ。
今回の僕のように、せんだん山水仙そば祭りに行くついでに見に行くのが効率的です。